キャンパスブログ

6/15(土)「特別講演会」開催しました

本校ではこの時期に毎年外部講師をお招きし、講演会を実施し、あらためて看護、介護を考える機会としています。
今年は「アンガーマネジメントについて」と題して、波江美千子先生(アンガ―マネジメントファシリテーター・一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会、看護師)の講演を聴講しました。
看護・介護の専門職として対象者に合せたコミュニケーション技術がもとめられます。他者の特長に合せたコミュニケーションを図るためには、まず自己理解が大切であることから、学生たちは怒ることのデメリット・メリットを書き出す自己分析から入りました。

講演では「怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らないようになること。一方的に怒りを抑え込むことではない」ことを何度も確認されました。
また問題となる4つの怒り(強度が高い・持続性がある・頻度が高い・攻撃性がある)について、学生たちはそれぞれ自己診断を行いました。その過程で怒りの正体は「理想と現実のギャップが生じたとき」、「~は、こうあるべきだ!という考えのとき」に現れることを再確認できました。

怒りをうまくマネジメントする3つの考え方「6秒・衝動のコントロール」「三重丸・思考のコントロール」「分かれ道・衝動のコントロール」があることなど興味深い内容でした。

最後に人間の弱さが露出する医療・介護の現場では、その場の状況に応じて自分の怒りをコントロールすることが大切ですと波江先生は締めくくられました。現在、実習に出ている看護3年生・介護2年生、これから実習で学ぶ学生は、講演の内容に思いを馳せそれぞれの立場で試行錯誤していくことになります。ありがとうございました。

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